2024年10月25日
「赤い鳥」展を開催しています。展覧会では、赤い鳥で活躍した岩手出身の童謡詩人・巽聖歌氏の資料も多数展示しています。昭和6年に、巽聖歌氏が初めて刊行した童謡集「雪と驢馬」では、深沢紅子がその挿絵を描いています。日野市郷土資料館の協力で、今回は、童謡集とともにその原画を初公開中。巽聖歌氏出身の紫波町と、戦後を過ごした東京都日野市では、姉妹交流をとおして、現在でも巽聖歌氏顕彰活動が盛んに行われているようです。この挿絵は、巽聖歌氏童謡集「カゼノハラッパ」収録の深沢紅子による「雪と驢馬」。初版本掲載の挿絵原画は、ぜひ美術館でご確認を。